ほしい物リスト

先月の台風被災地支援として、アマゾンの「ほしい物リスト」が活用されています。
長野県須坂市の職員の方が、被災者の要望を市の「ほしい物リスト」に加え、長野県のツイッターで公開したところ、1日で支援物資が届いたそうです。
また、千葉市でも、市長がツイッターでほしい物リストでの物資寄付のお願いを発信したところ、リツイートが2万回を超え、リストに載ったヘッドライトとLEDライト各1600個が翌日に確保できたそうです。
この「ほしい物リスト」の利点は、必要数に達したら自動的に募集を締め切れるというところです。必要な分だけ確保できるので、物資が余って無駄になるということがないです。また、被災者が本当に求めているものを募集できるので、ミスマッチを避けれるというところもいいですね。ただ、SNSを通じた拡散になるので、フォロワーさんの少ない人が呼び掛けてもあまり効果がないって問題もあります。つまり、私のようなフォロワーのほとんどいない人間がいくらこれが欲しいって呼び掛けても誰の目にもとまらなってことです。今回の長野や千葉のケースでは、フォロワーが数万あるようなアカウントからの呼びかけだったので、広く拡散されてすぐに必要な物資があつまったわけですが、全ての自治体で同様のことができるかというと難しいんじゃないかと思います。こういうのは国がもっと積極的に動いてやってくれたらよくなるんじゃないかな~って思います。